あけましておめでとうございます。
このホームページをご覧頂いている皆様には、昨年中大変お世話になりました。
おかげ様で、大きな事故や怪我などもなく、無事に数々の現場を終えることができました。
個人的には、タンゴ(ダンスではなく歌の方です)の発表会のお仕事でアルゼンチンに行けたことが、2015年の大きな出来事でした。
11日間の旅程の中で、いくつか思い出を…

1.ひつじ
牧場を見学し、毛を刈るところを見せてもらい、最後にロッジ風のレストランでひつじさんの炭火焼を頂く、というツアーがあったのですが
いやもうこれが最高でした!
今年が未年でないのが残念!
そうだったら絶対写真使ってたのになぁ
和洋中どこの料理でも、ひつじさんって"臭い"というイメージがありませんか?
僕自身も、嫌いではないにしても,"まぁ多少は臭うよなぁ"と思っていました
が!
それはアルゼンチンの彼ら/彼女ら(ご当地風に言えば、シニョーラス,イ,シニョーレスとなりますが)には当てはまらないのです
失礼にあたるのです
先入観で物事を決めてかかってはいけない、と改めて思い知った夜でした
あのレストラン、十三辺りに支店つくってくれへんかなぁと密かに願った夜でもありました

2.CA
最近ではすっかりスチュワーデスて言わなくなりましたね
もしその業界の方がおられたら、ここから先は…
いやもう、フライト時間が長過ぎた(乗り継ぎも足すと27時間!Aye carumba!ってやつです)せいもあると思うのですが
航空会社が外資系だったせいかも知れませんが、ほんと不親切でした
融通効かないというか…
食うもんだけ配ったら、あとはギャレーで雑談
「ヨドバシのポイントカードは8%よね?」
「No〜!ヨドバシは10%よ」
「マジで〜」
みたいな会話が漏れ聞こえてくるわけです
「仕事せぇよ!」
メシ配るだけなら、もう自販機みたいな機械おいてもらって、各自取りに行くというスタイルでいいのでは…?
ギャレーだの彼らの休憩室だののスペースを、その分客席にまわしていただけたらどんなに楽か
そんな会話を、わたくし(身長180a)とクライアントの先生(体重ほぼ3桁)とで愚痴っていた次第です

3.スペイン語
帰国後の話ですが
11日間も滞在すれば、きっと誰でも片言は覚えます
しかも、スペイン語って発音が簡単なんです
フランス語みたいに、"痰からんでんの?”みたいな音を出すこともないし
帰国して間もなく、新大阪で知人とメシを食う機会があり、改札で見送った直後のこと
ちょうどその頃、サッカーのクラブワールドカップ?みたいな国際試合が大阪で開催されていたようで、地下鉄の券売機の前でアルゼンチン人と思しき集団が路線図を眺めながら首をひねってはったのです
アルゼンチンで受けたご恩の数々、今返さずしていつ!と奮起して、「ブエノスディアス.Can I help You?」と声をかけてみたのです
(半分英語やん!)
「ど〜のこ〜のあれこ〜れ」
「(わ、分からん…)ドンデエスタ?」←"どこ?"
「ナンバ!」
「シー!(えぇと280円ってなんて言うやっけ)ドス,オーチョ,ディエス!」←指差しながら
「グラシアス」
「デ,ナーダ!」
「アディオス」
やった〜オレのスペイン語通じたぜ〜!
意気揚々とは、まさにこの状態
プロレスラーのようなガタイのシニョール達を見送ると、入れ替わりに改札から出てきたのが、中国?韓国?人の家族連れ
改札を出るなり、ガイドブック見てキョロキョロしてらっしゃる
おうおう、大阪の道案内ならオレにまかしときぃや!と、"Can I help you?"
ハッキリとした口調で返されました
「あ、ダイジョウブです」
日本人かいっ
ふんっ
そうですかっ

そんな訳で
今年もよろしくお願いいたします

 

 

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